会社経営上、いくら売り上げが伸びても利益が伸びないとか逆に減少していたら大きな問題であることは言うまでもありません。

　その問題解決のために、人件費の無駄遣いという観点からアプローチしたのがここにお示しした『中小企業社長のための“生産性向上をはかる人材戦略”』です。

　マンネリや前例踏襲などの日常が当たり前になっている会社や組織では、生産性は低くなるのが通常です。

　その状態から脱却するためには、いわゆる『社員個々人の生産性の向上』や『組織の生産性の向上』が不可欠です。言い換えれば『人材の活性化』『できる社員の増加』、『組織の活性化』を図り、利益向上につなげるという方策です。

　「社員に役立つ人事 ・ 経営に役立つ人事」をモットーとし、あくまでもビジネスの成長に寄与する人事であることを目指して取り組んだ40年弱の人事の仕事で、幾度となく見てきた姿があります。

　それらの解決の経験を踏まえて、「栄養補給（教育研修）」と「その栄養が長く効く（仕組み）」という観点から構築したのが、『中小企業の社長のための“生産性向上をはかる人材戦略”』と題したものです。「社員個々の生産性向上・組織の生産性向上」と称してもいいし、「人材活性化・組織活性化」と称してもいい方策モデルです。

　さて、幾度となく見てきた姿とは

　与えられた目標を達成の為に、営業をはじめとしてそれを支援するすべての部門が、知力・気力を総動員し突き進む。最初は好調であってもその内に段々と社員個々の知恵は枯渇、心身は消耗して疲弊していく。組織のエネルギーは衰弱し目標の達成ができなくなってしまうという姿。

アウトプットだけでは好調さは鈍り、エネルギー回復の為にはインプット（栄養補給）が必要であるという姿。

インプットのために、個々の社員に育成教育研修を行う。しかしそれだけでは教育研修の効果は現場で活かされなかったり、また一時的に活かされても長続きしないという姿。

　単に研修を行っておしまい、というだけでは金の無駄遣いに終わってしまう。現場で活かすことができ効果を長続きさせるためには、人事の仕組みが機能しており、組織の風土が活性化していることが不可欠であるという姿。

　貴社の人材力強化や組織活性化の課題解決を図る為に、これを基に教育研修や人事の仕組み構築・見直し・運用の支援をご提案致しております。
貴社の現状を踏まて、骨子は変えずにアプローチは適切に変えていくことができます。

　私共の教育および仕組み構築がどのようなものであるか、序章から第8章まででお示ししましたが、ご興味のある章からお読みいただければ結構です。
これをお読みいただき、ご自身で人材活性化、組織活性化にお取組みいただくことも十分できると思います。

　しかし私共に依頼した場合、「我社ではどのようなアプローチとなるか聞いてみたい」と思われたときは、お気軽にお声がけください。貴社の現状を踏まえて無料の診断をさせて頂きます。