人に起因する経営リスクとは・・・

・パワハラ、セクハラ、マタハラ、その他のハラスメント

・困った従業員への性急な対応

などが挙げられます。

　これらのことは、そもそもウチの会社では起きないと普通は思っていますので、起きた時はまさに　”突然やって来た”　という気持ちになります。

　その対応を一歩間違うと問題解決どころか、込み入ったことになり深みにはまり込んでしまう恐れがあります。

　そうするとその対応の為に、非生産的な時間・労力を費やさなけれなならない破目に陥ります。時間がかかればかかるほど ”不毛の時間・労力” と感じるようになってきます。

　それだけではなく、職場・会社の雰囲気が悪くなります。　会社の名誉が傷つくこともあります。いい雰囲気を取り戻すまでに、また名誉を回復するまでに相当の時間を要します。

つまりマイナスになり、マイナスをゼロに持って行き、更にそこからプラスに転じ、前の良い状態に回復するまでは、生産性は上がらない理屈になります。

　”事”が起きてから非生産的・不毛な時間を使うんだったら、経営リスクになるような”事”が起きないように時間を使い、起きない対策を講じた方が、生産的であることは間違いありません。

　同じ労力や時間を使うんだったら、生産的な方向に使う方が企業にとってどれだけいいかは殊更言うまでもありません。