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経営トップが「マンネリを打破せよ!」といくら強く号令をかけても、それだけで即改善することは期待できないと考えた方が無難です。また管理者に「社員や組織がマンネリになっていないか?」と聞いても、管理者自身がぬるま湯に浸っていい気持で毎日を過ごすことができている状態であれば「なっていない」という答えが返ってくるに決まっています。
だからマンネリかどうかの認識は、「経営トップご自身が感じたことを大切にすること」が一番です。
大事なことは、経営トップ自身が、「どうもマンネリになってやしまいか?」と感じ始めたら、マンネリ打破の取組みを先送りにせず即刻取り掛かることです。
*取組みスタンス
マンネリは社員の悪意はなく陥っているため、社員を問題児扱いするスタンスはとらない。社員に受け入れ易いのは、「社員にもっと成長して貰う」というスタンスです。
一所懸命に日常業務を頑張っているごく普通の社員に対して、会社として更に好ましい行動がとれる風土に変革するため、真摯に変革への取組みを期待するという前向きなスタンスが効果的。
マンネリの元凶は社員だとして、社員を悪者扱いすれば、反発心の方が大きくなり、面従背腹になり、マンネリ度はますます深まりかねません。
そのスタンスで上手くいかなかったら、危機感を煽るスタンスでアプローチする方法に変えればいいわけです。
*アプローチ
経営トップの一発号令だけではなく、目的意識を強く持たせ、目標達成のためにとことん行動する方策を施すことが不可欠です。それは会社全体として行わなければ頓挫するでしょう。
すぐに全社員が、会社が意図するように動くようにはなりません。しかし、全社的に整然と進めていけば、だんだんと多くの社員が動くようになり、それが多数派になれば、拒んでいた社員も拒みきれなくなります。むしろ周りに遅れまいとして動くようになります。
*変革の仕組みを用意する
マンネリの社員意識は、ぬるま湯状態に浸ることが第一になっています。
それを打ち破る為には、目標、達成行動、評価、この3つの基本を愚直に遂行することに尽きます。
そんな当たり前のことはとっくにやっていると考えたいところですが、以外にこれができていない場合が多いのが実態です。
目標管理制度を導入していれば、有名無実化していないか、その運用を見直し・強化する。大体が形ばかりの運用に成り下がっていることがマンネリの原因となっています。
我社は目標管理制度なんぞ導入していないと仰る場合でも、目標を明確にし、達成行動を強化し、評価を行うことはいくらでも可能です。多くは目標を明確にしていなかったり、評価は行っているが漠然とした評価になっていたりと、社員に評価内容がキチンと伝えることがなされていない場合などが数多く見られます。
更に、目標について社員の理解を深めるためには、会社理念・経営理念、事業方針などと関連付けることが効果的です。そして進捗を管理し、評価する。今回達成できなかったことも次回の課題として継続して達成に向けた行動をとることも重要です。
*チャレンジの奨励
上記に加えて重要なことがもう一つあります。チャレンジを奨励することです。
全社員に周知することと併せて、評価の際に重要ポイントとして位置付けるべきです。
達成できたことだけをいい評価にするだけではなく、その社員が未経験なことや困難な問題にチャレンジしたことについても、いい評価、前向きな評価を与えることが重要です。
そうすることによって、チャレンジする機運が生まれます。
*変革を支える社員個々の行動強化
社員に対し、目標達成に向けて自ら考え行動する姿勢を再認識させる。
その上で問題意識を強く持ち、前例がないことに立ち向かうことを厭わず、変化にチャレンジする行動が当たり前になるように変革の仕組みの中で強化していきます。
*変革には管理職の役割が大きい
目標、達成行動、評価の基本を効果的に回すことは、管理職の役割です。それが回っているかを社長が認識するためには、管理者に報告させて管理職のリーダーシップ力や問題意識の強弱を判断します。
マンネリ脱却が成功するか否かは、管理職により左右するため、上手く回っていない組織があれば、放っておかずそこの管理者の力を強化することが必要。それらが乏しければ、教育して向上させるしか道はありません。なぜならその人を管理職にしたのは会社ですから、責任もって育成する必要があります。
教育しても、指導しても向上しない場合は、管理職からの降格も考えるべきです。
機能しない管理職をほったらかしにしておくと、その組織は会社の足を引っ張る存在にしかなりません。
当たり前のことが当たり前にできていないからこそマンネリ化するわけですので、当たり前のことが当たり前に行えるまで、経営トップが力を緩めずリードしていくことが成功の秘訣です。
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