他人頼みの情報源で満足ですか？

　ウイズコロナ（WithCorona）、コロナとの共生の時代を会社の維持存続の為どう乗り切って行くか？　

　そのアイデアを社長さんご自身は、ご自身の経験をベースに、同僚経営者や尊敬する先輩経営者の話から得たり、経営者団体の会合・セミナーから得たり、本やネットから得たり、色々な方法を駆使されておられると思います。

従業員のアイデアを引き出していますか？

　苦境の真っ只中にあって会社の維持存続を望んでいるのは従業員も同じです。

苦境の真っ只中、社長さんの孤軍奮闘の姿は従業員にとっては大変心強いものがあるでしょう。

　しかしこの様な非常時にあってこそ、日常のやり方について苦楽を共にしてきた従業員一人ひとりのアイデアを引き出さない手は無いと思います。

従業員を待ちの姿勢にしておくのではなく、自ら考え・行動するチャレンジの姿勢を持って貰うわけです。その方が従業員にとっては、孤軍奮闘の社長さんから号令をかけられるだけよりも、自分たちも会社維持存続の為に頑張らなければという使命感が溢れ出て来ると思われます。

　従業員を巻き込む方が強い一体感も生まれ、実行段階ではずっとやり易くなり、底力が発揮できます。

効果的に引き出す方法は？

　アイデアを引き出すとき、従業員への向き合い方は、どのような手をお持ちですか？

勤続の短い人に聞いても頼りにならないので勤続が長い人だけに聞く。勤続の長短に拘らず人それぞれに独自の視点を持っていると思うので、全員に聞く。

もしくは、一番の古株に頼んで、全員の考えを聞いて貰って、結果を持って来させる。

　色々な手がありますが、アイデアが良さそうだと言うだけではなくて、実践する際にも従業員が素直に受け入れてくれて最も効果を表すと思われることを想定して見極める必要があります。

　その方法まで同僚経営者や尊敬する経営者に聞いて答えてくれれば問題はありませんが、聞いても答えてくれますか？　そんな細かい事は自分で考えたら、と言われたらお終いです。